お子さんの勉強面について
無理に勉強をさせなくていい
引きこもりのお子さんを持つ上で必ず心配になるお子さんの勉強面。
ここで大事になるのが無理に勉強をさせないことです。
親御さんとしてはお子さんが勉強できていないと不安になると思いますが、無理に勉強をさせる必要はありません。
そもそもしたくないのに勉強をしたところで頭に入りません。
お子さんの引きこもり問題はあくまで長期的な問題です。
長期的な視点でお子さんの勉強面支えてあげてください。
また、お子さんが勉強以外で何かしたいことがある場合はそれを優先させてあげてください。
夢中になっていることが将来役に立つかもしれません。
お子さんがやりたいことには全力でサポートしてあげてください。
お子さんの将来のために
勉強をすることはもちろん大切なことですが、それよりもお子さんを自立させるためには人間関係が大切になります。
もし今お子さんが人間関係について悩んでいるのならば、そちらを優先して解決していきましょう。
また、親御さんとしてお子さんにどうしても勉強をしてもらいた場合は、勉強がしやすい空間を作ってあげることが大切です。
例えば部屋じゃなくリビングで勉強がしたいという場合は、リビングに勉強をするための参考書や鉛筆などを置いておいておくのもいいと思います。
勉強に少しでも興味が出てきたら、学校に通いたいと思うかもしれません。
日常に一つ工夫をするだけでもお子さんの引きこもり改善に役立つことはたくさんあります。
まとめ
今回の記事で覚えてもらいたいことは以下の2つです。
・無理に勉強をさせないこと
・勉強をしやすい空間を作ってあげること
勉強はもちろん大切ですが、無理にする必要はありません。
自分は引きこもりには利点もあると思っていて、それは自分の好きなことを好きな時間にできることです。
勉強も同じでやりたい時にやると頭に入ります。
引きこもりだからこそできることもたくさんあります。
今できることを見極めて、お子さんの引きこもりを少しずつ改善していきましょう。
相談に乗れる親である為に
親としてお子さんにできること
引きこもりのお子さんを持つ上で心配になることの一つに、うまく相談に乗ってあげられるかという点が挙げられます。
まずここで意識してもらいたいのはうまく相談に乗るというよりも相談しやすい親であることが大事だということです。
もちろんお子さんにとって一番相談しやすい人間は親御さんだと思います。
ですが、その親御さんにすら相談できていないというお子さんは引きこもりの方に非常に多いです。
なので、親としてお子さんにどのような相談をされてもきちんと答えられるようにしておきましょう。
もちろん、難しい相談を受けることもあると思います。でも焦らなくて大丈夫です。
これまで一番近くでお子さんの成長を見てきたのは親であるあなただからです。
近くにいたからこそ分かることがきっとあると思います。
自信をもってお子さんの相談に乗ってあげましょう。
周りの方に頼ることも大切
よく親御さんだけでお子さんの引きこもりの問題を解決しようと考える方がいますが、困ったときは周りの方にも相談してみましょう。
先ほどもお話ししたようにお子さんとって一番相談しやすい存在は親御さんですが、親御さんにとって相談しやすい方は、会社の同僚の人であったり近所の方だと思います。
人間一人で解決できることには限りがあります。
ですが、他の意見を取り入れてお子さんと接してあげることでより引きこもり改善に繋がると思います。
また今の時代はSNSが普及しているので、SNSを活用することをお勧めします。
SNSでは同じ悩みを持つ方や引きこもりである当人の意見なんかも知ることができます。
ぜひ困ったときは周りの方の意見を取り入れてみてください。
きっとお子さんにとって一番相談できる親になることができると思います。
まとめ
今回の記事で覚えてもらいたいことは以下の2つです。
・相談しやすい親であること
・困ったときは周りに相談
この2つはお子さんの引きこもり改善を大きく左右する大切なことです。ぜひお子さんにとって一番信頼される親であり続けてあげてください。
今までの親としての教育
親としてお子さんにできたこと
引きこもりのお子さんを持つ上で今まできちんとした教育ができていたか心配になると思います。
親としてお子さんに教えられることというのは数多くあると思います。
ですが、ここで大事になるのが正しい教育ではなくお子さんに寄り添ってあげられていたかどうかです。
親としてお子さんに正しい教育をしてあげることは大事なことですが、それ以上にお子さんとの関係が大事です。
もし今までのお子さんとの人生の中で、「あの時は寄り添ってあげられなかった」など過去に未練や心残りがある場合はお子さんにきちんと伝えてみてください。
きっとお子さんも理解してくれると思います。
もし理解してくれなくても自分の気持ちを伝えるだけでも大事なことです。
過去は変えられませんが未来は変えられます。今までを振り返るよりも今後のお子さんとの人生を考えていきましょう。
より良い未来に向けて
もちろんよりよい人生を望むことは大切ですが、まずは今目の前にある現実を変えていかなくてはなりません。
引きこもりのお子さんを立派に自立させるためにもまず目の前の問題点を見つけましょう。
また、お子さんも過去の自分に対して何か不満を持っているかもしれません。
そこでお子さんにも理解してもらいたいことは、過去にとらわれ過ぎないことです。
先ほどもお話ししたように過去にどれだけ悔いてもこれからの人生とは関係のないことです。これからの人生を思い描いたようにするためには今を変えないといけません。
親御さんにとって引きこもりのお子さんを持つことは願ったことじゃないしむしろ落ち込むと思います。
ですが、逆に考えればお子さんとしっかり話し合える時間ができたととらえることもできます。
これからの日常ではネガティブな考え方よりもポジティブな考え方をするよう心がけてみてください。きっとお子さんとの明るい未来がやってくるはずです。
まとめ
今回の記事で覚えてもらいたいことは以下の2つです。
・お子さんに寄り添ってあげられていたか
・過去にとらわれすぎない
過去を振り返ることは決してダメなことではありませんが、未来を見据えることも大事です。
お子さんとの充実した未来を創るためにもまずは今を変えていきましょう。
引きこもりのお子さんの自由と親の自由
自分の自由を大切に
引きこもりを持つ親御さんの苦悩の一つに、お子さんの面倒ばかりで自分の自由がないということが挙げられます。そこで、まず親御さんのやることを優先してみてください。お子さんを心配しすぎるあまり自分の時間を削ってしまいがちですが、お子さんだって一人でできることもたくさんあると思います。自分のスケジュールを確認しつつ、無理のない程度でお子さんの面倒を見てあげてください。
また、引きこもりのお子さんにとって親御さんの存在はかなり大きいと思います。お子さんの面倒を見すぎて多忙になり体調を崩しては元も子もありません。しっかり支えるべきところでは支えて、見守るところは見守るという境界線をはっきりさせましょう。
お子さんの自立を支える
もちろん自分の自由ばかりを優先しすぎてもいけません。お子さんは引きこもりという一番の苦悩を抱えています。親御さんにも不満があり、お子さんにも不満がある状態では喧嘩になりやすいです。そこで、お互いの苦悩を理解しあうことが大切です。先ほどもお話ししたように、お子さんにとって親御さんの存在は何者にも代えがたい存在です。ここで喧嘩になってしまえばお子さんの自立が遠ざかってしまう可能性があります。話す時間があればぜひお互いの不満であったり悩みを打ち明けてみてください。お子さんのことをより理解するきっかけにもなります。
充実した時間を作るために
引きこもりのお子さんにとって、時間というのは長くも短くも感じると思います。時間の感じ方は人それぞれでも、時間が無限にあるわけではありません。それは親御さんにも言えることだと思います。親御さんにとってお子さんの面倒を見ることは必要なことですが、自分の時間を削ってまで面倒を見ることはありません。日常に少しでもいいので余裕を持てるようにしてください。余裕があるのとないのでは考え方にも大きな違いが生まれます。お子さんの健康面や精神面で心配なことはたくさんあると思いまが、自分のことも労わってあげてください。
まとめ
今回の記事で覚えてもらいたいことは親御さんのやることを優先です。お子さんの面倒ばかりで、自分の時間が持てなくなっては日常に自由がなくなってしまいます。将来お子さんを立派に自立させるためにも、自分の時間を大切にしてください。
引きこもりの食生活見直し
食生活はうまくいっているのか?
引きこもりのお子さんを持つ上で常に考えなくてはならないことはお子さんの食生活です。特に親御さんからしたら仕事などの関係で一日中お子さんに付き添うことは難しいと思います。そこで、まずお子さんの一日のスケジュールを知っておく必要があります。お子さんの一日のスケジュールを把握することでどのタイミングでご飯を食べているかなどを把握することができます。
また、引きこもりの方によくありがちなことの一つに3食を朝、昼、晩に食べないことが挙げられますが、これでは毎日が不規則な生活になってしまいます。これらのことからスケジュールを知っておくことは、お子さんの健康を支えることにも繋がるのです。
食生活改善に向けて
お子さんのスケジュールを把握することができましたら、次はお子さんの好きな食べ物をまとめてみましょう。どうしても親御さんとしてはお子さんの体を心配して健康に気を使った料理などを食べさせたいと思うかもしれませんが、それではむしろご飯を食べたくないと思ってしまう要因の一つになります。引きこもりの状態ではとにかくご飯を食べてもらうことを優先してください。初めから健康志向の料理ばかりでは、お子さんの嫌いな食べ物も必ず出てくると思います。お子さんの好きな食べ物を把握し、そこから食生活改善に取り組んでいきましょう。
お子さんの食を守る
お子さんの好きなものがだいたい把握できましたら、その好きなものを朝、昼、晩のどれかに与えてあげてください。毎食好きなものでは食生活に偏りができてしまいますが、1食であればお子さんは食べることに対して興味を持ってくれます。
また、できれば家族で食卓を囲むということをしてください。どうしてもお子さんが部屋から出たがらない場合は無理に部屋から出すことはしなくていいですが、可能であれば家族で食事をしましょう。引きこもりのお子さんにとって家族と話す機会は少ないと思います。短い時間でもいいので家族でいる時間を大切にしてあげてください。
まとめ
今回の記事で覚えてもらいたいことは、お子さんの一日のスケジュールを把握することです。引きこもりでは食に偏りができてしまいがちです。お子さんが将来も健康いられるように、親御さんとしてお子さんの食生活を守ってあげてください。
引きこもりによる生活費問題と解決策
まず大前提として
まず、一番大切になることは生活費を払い続けないということを前提にお子さんと接してあげるより、いつかはお子さんを立派な社会人にするという明確な意思を持って接してあげることです。お子さんが将来に対して希望や夢を持てていない場合、まずは親御さんがお子さんの将来に対して希望を持たないといけません。引きこもりは一般的に短期間で解決できる問題ではありません。そのため長期的な問題になるということを自覚してください。この記事では具体的にどのような解決方法があるかを紹介していこうと思います。今回は引きこもりによって発生し続ける生活費についてです。
なぜお子さんが引きこもりだと生活費がかかり続けるのか?
まずお子さんが引きこもりであり続けると食費がかかります。そして次に日常的に使用するスマートフォンなどの通信費がかかります。引きこもりの場合は家の外にあまり出ないという理由で引きこもりじゃない方と比べるとお金はかからないかもしれません。ですが、前提でも話した通り引きこもりは長期的な問題になります。なので1年、2年と月日が経つにつれどんどんお金はかかり続けます。そこで具体的な解決策はお子さんの今の生活環境を知ることが大事!だということです。お子さんがどのようなことを日々しているのか正確に把握することで、引きこもり改善にもつながります。
お子さんの今を知ること
なぜお子さんの今を知ることが重要になるかといいますと、生活費がかかり続けるというのは仕方のないことだからです。引きこもりと生活費がかかり続けることは比例しています。引きこもりであり続ければ当然お金はかかります。ですが、お子さんの生活のどこにお金がかかるか細かいところまでしっかりと理解しましょう。そうすることで、具体的に何年後には一人立ちしてほしいなどの目安を決めることができます。金銭的に生活が厳しくなるタイミングなども分かることができるため、まずはお子さんの今を知ることが大切です。
まとめ
今回は引きこもりのお子さんの生活費について話しました。一番この記事で覚えてもらいたいことはお子さんの今を知ることが重要だということです。引きこもりは何回も言いますが長期的な問題です。今を知ることでお子さんのことをより理解することができるでしょう。